​初めて犬を迎えたのは9歳の頃。コーギーでした。約16年間共に過ごし、介護も経験し、可愛いだけではなくたくさん苦労もしました。中学、高校と朝学校に行く前に散歩し、帰ってきたらまた散歩。散歩をする為に必ず帰っていたので、私の道が反れなかったのは犬のおかげだと思っています。

１６年犬と過ごした後、犬のいない生活に違和感しかなく、やはりそれでも犬と暮らしたい…と思い、2016年にウィペットを迎える。更に2年後、同じウィペットを里親で引き取る。そして犬への想いはどんどん強くなっていく。

犬を親から引き離し、人間の都合で家に連れてきている以上、本来あるべき姿として自由に野生で暮らす以上に幸せを感じてもらいたい。そう思い、毎日2～3時間の散歩、月に数回ドッグランや犬連れ登山、手作り食、と犬の為に生きるような生活を送っています。

それでも、勉強した今、当時の事を思い返すと、あの時もっと知識があったら。社会化期にするべきことをしておけば良かった。犬のストレスについてもっと考えるべきだった。と思うことが多くあります。

そしてもう10年も前のことですが、犬のことを何も知らずに当時のトレーナーの言う通り、チョークチェーンを使っていました。永遠の後悔です。知識がないということは、恐ろしいことだと気付きました。

でも、犬を愛していました。愛情と知識はイコールではない。みんな、犬を愛している。

正しい知識を身に付け、後悔することのないように。しっかりと根拠のある正しい知識を皆さまに伝え、共に学び、共に成長していけたらと思います。